- 「楽天モバイルの通信、田舎でも大丈夫?」
- 「デュアルSIMって本当に便利?」
- 「コストパフォーマンスはどうなの?」
以上のような疑問、けっこう聞かれます。
今回は、これらの質問に答えながら、楽天モバイルのデュアルSIMがどれだけ役に立つのか、その魅力をゆるく深掘りしていきます。
田舎での通信環境やデュアルSIMの使い勝手、デュアルSIMでおすすめの格安SIM、リアルな情報をお届けします!
楽天モバイルの田舎での使用感
かれこれ長野県で楽天モバイルを4年ほどつかっていますが、使い始めより通信品質は向上しているなと実感しています。
田舎の通信範囲の広がりや速度と安定性などの使用感をまとめました。
通信範囲は広がっている
通信範囲は以前と比べて広がっています。2年前の長野県の軽井沢駅周辺の電波塔の数と現在の電波塔の数を比較してみましょう。
以下画像が2年前2022年1月時点の軽井沢駅周辺の電波塔の数ですが、ひとつしか電波塔がありません。
それから2年後の2024年5月現在の軽井沢壁周辺の電波塔の数はこちらです。
赤丸が増えた電波塔ですが、2年前と比べて電波塔がふたつ増えていました。電波の広がり=電波塔の数とすると、電波範囲は広がっていますね。
軽井沢に宿泊中です。
場所によってはドコモより楽天モバイルの方が電波入る事に驚き。
楽天の何が凄いって、比較にならないほどの低コストで、後発ながらソフトウェア技術でモバイルインフラ業界を変革してるとこやで。— けい|NFTコレクター (@kei_gozaru) February 26, 2023
ちなみに、楽天モバイルの電波塔の位置を調べたい方は以下の記事にまとめていますので参考にしてください。
「楽天モバイルの電波塔の設置状況を知りたい」「どこに楽天モバイルの電波塔ってあるのかな」とお悩みでしょうか。結論、「CellMapper(セルマッパー)」を使えば解決できます。本記事は、楽天モバイルユーザーである私が、楽天モ[…]
田舎の通信速度は上がってる。安定性はもう一歩。
通信速度も良くなっていました。
以下が2年前の通信速度ですが、ダウンロード6.78Mbps、アップロード11.5Mbps、Ping値36msとあまり速度がでないこともありました。
しかし、現在は同じ状況で通信速度を計測してみると…。
2年前と比較した画像を表でまとめました。
時点 | ダウンロード速度 (Mbps) | アップロード速度 (Mbps) | Ping値 (ms) |
---|---|---|---|
2年前 | 6.78 | 11.5 | 36 |
現在 | 27.4 | 17.7 | 46 |
Ping値がやや高くなっていますが、総合的に考えて通信速度はよくなっています。
※広告を掲載しております。 「楽天モバイルのPing(ピング)って遅い方?」 「テザリングはできるの?」とお悩みでしょうか。結論からいうと、楽天モバイルの平均Pingは51.07ミリ秒(ms)。※みんなのネッ[…]
通信の安定性については、日によってばらつきはあってまだまだな部分があるというのが正直な感想ですね。
2回目の速度計測では、若干通信速度が落ちました。
つながりやすさについては、以前のように「ここで圏外?!」と予想外な圏外にはならなくなりました。
しかし、やはり田舎の外れに行くとつながりにくさはあるため、僕は仕事中に自分のスマホで連絡を取ることを考えデュアルSIMにしています。
田舎でデュアルSIMを使うメリット
田舎でデュアルSIMを使うメリットについて解説します。メリットは3つあります。
通信範囲が広がる
デュアルSIMにすることで、シンプルに通信範囲が広がり、圏外になったりつながりにくさが出たりすることがほぼゼロになります。
楽天モバイルを使いたいけど通信が心配…という方にとってデュアルSIMにすることで解決するためおすすめです。
通信の安定性がアップする
デュアルSIMにすると、通信の安定性がアップします。最近はドコモもKDDIも通信障害が目立ちますが、デュアルSIMにしておくことで通信障害やサービスの停止が発生した際も、常にオンラインの状態を保つことができます。
仕事や旅行時の利便性がアップする
田舎だけでなく、都市部や他の地域へ行く際に、別のキャリアネットワークを使えるため、どこに行っても通信の不便を感じにくくなります。
地域によって最適なキャリアを選べるので、通信の手間も減らすことができます。
楽天モバイルとの最強の組み合わせ 3つ
以下の3つは、月額料金を抑えつつ楽天モバイルの弱み(電波)をカバーしてくれ、最強の組み合わせとなっています。
povo2.0
povo2.0は、使わなければ0円のため、楽天モバイルの回線をメインで使う場合に相性抜群。もし、楽天回線が使えなくても、povoでトッピングすれば問題なしです。
IIJmio
IIJmioは、データ通信専用でかつeSIMプランであれば2GB440円で契約できてしまう優れもの。
しかも、ドコモの回線を使った格安SIMなので、信頼のあるものとなっています。これも、楽天モバイルをメインに使う場合に相性がいい格安SIMです。
日本通信
日本通信は、楽天モバイルをメインとして使ったときに、IIJmioより安く抑えられる格安SIM。1GB290円で契約できてしまいます。しかも電話番号付きで。
ただし、契約に3300円の事務手数料が取られるため、その分を考えるとやや割高にはなります。
しかし、1GBで電話番号もついて1GB290円はほかない安さで、長期でデュアルSIMを使うことを考えると一番コスパがいい組み合わせです。
デュアルSIMで実際に使ってみた!
僕はすべての組み合わせで使ったことがありますが、結局落ち着いたのは「楽天モバイル✕日本通信SIM」。
理由は、3つあって、
- 日本通信SIMの290円が安い
- 日本通信の通話品質がめちゃいい
- Povoは強制解約があってめんどうだった
というところですね。結局楽天モバイル✕日本通信SIMが一番使い勝手がよく、一番コスパがいいのでかれこれ1年以上使っていますね。
こんにちは、こうりんまるです。楽天モバイルと組み合わせて使うSIMを変えたので記事にしていきます。 組み合わせを「povo2.0」→「日本通信SIM290」にした理由 楽天モバイル×日本通信SIM290の使い心地[…]
まとめ
いかがでしたでしょうか。楽天モバイルのデュアルSIM最強の組み合わせは、日本通信SIM、IIJmio、Povo2.0となります。
どれを選んでもいいですが、おすすめは日本通信SIMですよ!
※広告を掲載しております。格安SIMを探していて、種類が多すぎて混乱した経験はないでしょうか?田舎で格安SIMを使うなら、田舎でも使えるのかが重要。つまり「安さ・速度・繋がり」の3点は最低限知る必要があります。逆に言えば、そ[…]