【3年勤務してます】放課後等デイサービスの仕事は大変!でも子どもが好きなら楽しめる!

こんにちは!こうりんまるです!

放課後デイサービスの仕事内容を知りたい
楽しいのか、大変な仕事なのか知りたい
働いてみたいけど、どんな人が向いているのか
こんな悩みを解決する記事です。

僕は3年間、男性保育士として放課後等デイサービスで勤務しています。

3年間働いてきて伝えたいのが、この仕事は大変!だけど、楽しい仕事だよ!ということ。

結論、子どもが好きなら楽しめる仕事!

放課後等デイサービスの仕事内容と1日の流れ

放課後等デイサービスの仕事内容は大きく2つ。「事務」と「支援」です。

事務(裏方の仕事) 支援(現場の仕事)
〈毎日〉

  • 子どもの様子を記入(保護者用、施設用)
  • 遊びを考える

〈頻度が少ない事務〉

  • 送迎表作成
  • 1ヶ月の利用予定確認
  • 利用請求
  • 個別支援計画の作成(児童発達支援管理責任者)
  • 支援会議の出席
  • 送迎
  • 日常生活支援
  • 保護者対応(アドバイスや悩み相談)

 

 

 

 

主な仕事内容はこんなところ。施設によって独自の仕事がありますが、これはどの施設もやっている基本的な仕事内容です。

では、参考程度に僕の場合の仕事の流れを紹介します。

✓ 1日の流れ

平日の場合 土曜日や長期休暇の場合
9:00 朝礼・支援の準備

・報告や引き継ぎ

・自由遊びの環境設定と個別活動の準備

9:30〜 児童発達の支援開始・自由遊び

・順次保護者が連れてくる。

・荷物の整理をしたら、自由遊び。

10:30〜 朝の会→運動プログラム

・朝の会…名前を呼びます。自分の名前を呼ばれたら反応できるように。障害度合いが重いとできない子も中にはいる。

・運動プログラム…自由遊びでやっていた遊びを取り入れます。自由遊びの内容を取り入れると、安心して参加できるから。

11:00〜 個別活動

・ABA療法、指先遊び、ルールを設定した遊びなど。その子が持つ課題がクリアできるようにする時間。

11:30〜 お弁当

・食べ方は野性的。手づかみしたり偏食があったりするため、うまく自分で食べられるように支援。

12:15〜 帰りの会して退所

12:30〜 掃除、振り返り、翌週の活動計画

・日誌の記録(保護者用と施設用)。施設用には「ねらいに基づいた評価」を記入。

・当日の様子を振り返り、翌週の個別活動の内容も考える。

13:00 午前の部おしまい

・ここから1時間の休憩。この時間に支援会議が入るときもある。

14:00 午後の部の朝礼

・送迎の確認。(誰を、どこに、何時に、誰が、どの車で送迎か)

・報告や引き継ぎ

14:30〜 送迎

・学校に迎えに行き、施設まで連れてくる。うちの場合は多くて5人の送迎を一気に行う。

15:00〜 活動

・公園で遊ぶ、室内で運動、個別活動、テーマを用いた話し合いなど…。

・高学年は自分でやりたいことを考えて、自分らですすめるなんてこともする。

17:00  支援終了→送迎と掃除で分かれる

・自宅まで送迎。保護者へその日の様子を伝えたり、成長していることを伝えたりする。この時「いつもありがとうございます」なんて言われたら、一気に疲れは吹っ飛びます。

・送迎に出ない人は室内の掃除。

17:30〜 振り返り、翌日の活動計画

・日誌の記録(保護者用と施設用)をします。施設用には「ねらいに基づいた評価」を記入。

・翌日の作戦を立てる。(なにするのか、子どものどんなところをねらって活動するのか)

18:00  勤務終了

・施設でしかできないことがあれば、残って仕事をしていく場合もある。

※小学生のみの利用ですが、未就学児も一緒に過ごす施設もある

8:30 朝礼

・送迎の確認。(誰を、どこに、何時に、誰が、どの車で送迎か)

・報告や引き継ぎ

9:00〜 送迎

9:30〜 活動

・カラオケ、ボーリング、買い物などの余暇活動。プールに行ったり、川遊びをしたりと季節の活動もある。

12:00〜 昼食・自由時間

休憩がないので、子どもたちと一緒にお昼。自由時間の最中、スタッフはできる事務仕事をする。

13:00〜 活動

・地域のイベントに参加することもあれば、好きなおやつを自分らで買ってDVDやテーブルゲームを友だちと楽しんだりすることも。

・高学年の場合は遊んでいる最中に日誌を記入。

16:00〜 送迎

16:30 勤務終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後等デイサービスは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

出典:子ども発達情報室

放課後等デイサービスは“多機能型”といわれ、僕の職場のように午前中に未就学児の療育をする施設があります。

 

また、保育園の代わりに来ている子もいるので、未就学児がお昼寝をする施設もあります。また、平日の放課後の支援が17時までですが18時までやるところも。施設によって、支援時間や活動内容にばらつきがあるので、参考程度にしてくださいね!

 

さて、この1日を見て、「楽しそう!」「自分にもできそう!」そう感じたかと思います。そうなんです。実際内容は難しくないし、楽しいですよ!

そこで、さらに「この仕事楽しいじゃん!」と思う瞬間ベスト3をまとめました。

放課後等デイサービスの仕事は楽しいと思う瞬間 ベスト3!!!

【3位】珍行動、珍発言があったとき!
【2位】子どもと遊んでいるとき!
【1位】できなかったことが「できた!」に変わったとき!

【3位】珍行動、珍発言があったとき!

珍行動、珍発言とは、「え?!」と目や耳を疑ってしまうような行動です。こんな瞬間、まずおもしろい!と感じるんですよね。そして、それをスタッフ同士でこんな行動あったね!こんなこと言ってたよね!と話してるときは楽しいですね!

 

たとえば、珍行動で言うと、小4の男の子「う○ち漏れる」といって公園の影で、突然脱いでう○ちし出す。珍発言は、小6の男の子が突然アスファルトを触って、その手のにおいを嗅いだ後に「いいにおいだねぇ」と言い出す。こんなエピソードがありました。

 

公園でう○ちは、そのときは大変でしたが、後々笑い話にできるのがいいところなんです。「いいにおいだねぇ」のくだりも、知らないスタッフに「においを嗅いだ後、なんて言ったでしょう?!」なんていう質問形式で、話をするとお腹を抱えてみんな笑ってくれます。

 

そんなことが楽しいですね!

【2位】子どもたちと遊んでいるとき!

やはり、子どもたちの活動のメインは「遊ぶこと」。はじめてのことで不安を感じ遊び方もわからないため、まず大人が楽しんでいるところを見せるのも仕事の一つ!

 

全力で楽しむと、子どもも安心して楽しんでくれます。特に大きくなってくると恥ずかしさも出てくるため、バカになる必要があるのです。

 

自分で自分の服を買って、ファッションショーをしてみよう!という活動をしたときのこと。高学年たちが恥ずかしくてモジモジし出したんですけど、そこで、男の同僚が先にコーディネートして出てきた姿が女装。一気に「恥ずかしさモード」が吹っ飛び、ファッションショーを楽しめたということがあったんです。楽しかったですね。今でも子どもたちの間で語り継がれています。笑

【1位】できなかったことが「できた!」に変わったとき!

満場一致の意見と言ってもいいくらいですね。僕の好きな特別支援(養護)学校の先生も…

こんな風に言っています。まずできたときは、嬉しいが先に来て、余韻として、次にやっててよかった!楽しい!になるんですね。支援は目標を決めて行っていくので、頑張ってきた分これは見返りが大きいです!

放課後等デイサービスの仕事は正直、大変。心が折れる3つの理由

自分が働いていて大変だと思ったこと、心が折れた経験をもとに書いています。ちなみに女性が多い職場ですが、それで働きにくいと思ったことはありません!男性はむしろ重宝されます。力の強い小学生もいるので。

・成長がゆっくりである分、成果が感じにくい
・子どもとコミュニケーションが取りにくい
・職員と意見が合わないことがある

成長がゆっくりである分、成果が感じにくい

成長がゆっくりなのは、発達障害の特徴。脳の機能上、仕方ないことです。今日やったことが明日できるようになるかと言うと、そうではありません。半年や一年後にできたらいいな、くらいです。また半年後やっとできるようになっても、少し療育をお休みするとできなくなってるなんてことも珍しくありません。

 

結果を求めて急げば急ぐほど、子どもにも無理が生じて反発し、支援する側も「なんで…」と疲れてしまいます。僕の場合は、「自分の支援の仕方に問題があるのかな」と思ったくらい落ち込みました。

 

ひとつひとつ、小さく小さく課題をクリアし、積み上げていくしかありません。忍耐が必要な仕事です。

子どもとコミュニケーションが取りにくい

自閉症は、コミュニケーションがうまく取れません。あいさつして、スルーされるなんてあたりまえ。話しかけても返ってこない、もよくある話です。自閉症の子どもと、はじめて関わるときはショックを受けるものです。

 

でも、大丈夫。慣れます。そしてずっと意思疎通ができないかと言うとそうではなく、関係性が出来上がってくると自分から手をつないできたり、ひざの上にちょこんと座ってきたりします。

 

自分の存在がないかのような反応をしていた子が、そのような姿を見せてくれると泣けますよ。コツは相手の土俵に入ること。心が折れても、コミュニケーションを取り続けなければ、相手から来てくれることはありません。根気がないと大変です。

職員と意見が合わないことがある

みんな療育に対する価値観が違うため、意見が合わないときがよくあります。それには理由があって、社会福祉士、保育士、小中学校教諭、介護福祉士、作業療法士と、それぞれ持っている資格が違う人が集まっているから。なので無理もありません。

 

それぞれ自分の経験値で話すため、自分が良かれと思ってやったことが否定されたり、提案しても「それはさあ…。」ってなったり。否定されると「うっ…。」となるもんです。笑

 

意見が違ったら、あなたは否定的ではなく「そういう意見もある」と耳を傾けてほしいですね。脱線しましたが、療育はチームプレイ。一人ではできません。意見がいろいろあるのは当然。子どもにとって良い支援をしたいという気持ちで衝突するなら、いい職場だとも言えます

 

【まとめ】この仕事がきついと思う人は子どもが好きじゃない人

まとめます。

放課後等デイサービスの楽しいと感じる瞬間ベスト3は、

  • 【3位】珍行動、珍発言があったとき!
  • 【2位】子どもと遊んでいるとき!
  • 【1位】できなかったことが「できた!」に変わったとき!

です。

放課後等デイサービスの大変なところ3つは、

  • 成長がゆっくりである分、成果が感じにくい
  • 子どもとコミュニケーションが取りにくい
  • 意見が合わないことがある

です。

働いてみたいな…、と思っていて、子どもが好きなら働いてみるといいですよ!反対に子どもが好きじゃないときついかも…。というのも、子どもが好きじゃないスタッフがいましたが、関わりが苦で辞めていきました。ただ、このスタッフは相談支援員を目指していて、現場を知っておきたいという理由で働いていたので、そういう働き方もあります!

 

もしこの記事を見て働くことを決めてくれたら嬉しいです!